30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。次の目標は180日。

今日も世界のどこかで不倫

海外の友人から突然の電話。
泣きながら話す彼女を落ち着かせて、いったい何があったのかと穏やかに尋ねると、旦那さんの浮気が発覚してもう耐えられない、と。

浮気そのものが明らかになったのはもう数か月も前の話。旦那さんはしぶしぶ認めたものの謝罪をする気はなく、「お前のせいで浮気をしたんだ。」と言い張り埒が明かない。

不倫相手の女性も家庭を持つ主婦で、ふたりはいわゆるW不倫の関係。
女性の配偶者は長年別居状態にあり家にいないため、旦那はせっせとそこへ通う日々。自宅へは食事と汚れた洗濯物を持ち帰るためだけに戻ってくる…と、涙ながらに語る友人。

 

日本だけじゃないんですね、こういう話。
というか、海外はもっと開けっぴろげな感じがします。
わたしが滞在していたときも、3軒隣の夫婦喧嘩がこちらまで聞こえてくることがよくあり、会話の内容まで丸聞こえなため原因が浮気なのか借金なのかご近所に全て知れ渡ると言った具合です。
すごく不思議なんですが、それでも自分たちは隠し通してるつもりでいるんですよね。

友人の旦那さんもこのタイプで、不倫相手とふたりでドライブに出かけておきながら、「〇〇に浮気のことを注意された!お前チクったな!」と友人を怒鳴りつけるんだとか。頭が弱すぎる。
さらに、ここが最も理解できない部分なんですが、旦那さんは自分の娘を不倫相手の家に連れて行くんだそうです。
不倫相手の家にも子どもが3人いるそうですが、その子の誕生日パーティーを一緒にお祝いさせるんだとか。
実の娘は当然嫌がります。泣いて抵抗するのに無理やり腕を引っ張って車に乗せるそうです。

わたしの実父も愛人にハマって離婚した人なのである程度までは理解できるのですが、これはさすがに意味不明。
どうしてこんなことをするんだろう??不倫相手と新しい家庭を作る準備??

 

でもよおく聞いていると、どうやらその不倫相手は旦那さんのお金が目当てのような気がする。
ある程度搾り取って楽しんで、旦那さんが本気になってきたらウザくて捨てられるんじゃないかなぁ…。

「話が急展開すぎるから、たぶん早い段階で終わると思うよ。ただ、それまでは辛いだろうから生活費だけはしっかり確保してね。」

そんなアドバイスをして1,2カ月経った頃。

「不倫相手が家に来た。」と、再び友人からの電話。
その不倫相手が言うには、「あなたの旦那さんが勝手にうちに来るようになって迷惑している。わたしは何とも思ってないし正直困っているからどうにかしてちょうだい。わたしは悪くないわよ。悪いのはあなたの旦那よ。」とのこと。

訴えられると困るから先手を打ちに来たんでしょうね。やっぱこういう女って手馴れてるんだな。
となると、次に問題なのは旦那さんのプライド。ここの国の男性は、無能な人ほどプライドだけが高い傾向にあるのでちょいとやっかいです。
謝ることはしないだろうし、かと言ってもう不倫相手の家には通えない。
ということはDVかもな…と思っていたら、案の定、自分のイライラを妻へぶつけ顔を平手打ち。耳に直撃して中が出血したそうです。
別居の準備を始める、というメッセージが届きました。

 

別居は今の彼女に取って最善策だと思います。
と、同時に。
彼女には言えないけれど、ここまで拗れるほど時間をかけちゃったのはマズかったかな、という気もしなくもない。
友人は、「夫が謝罪しそれを許す自分」を心のどこかで期待していたんじゃないかと思います。愛人に負けたくない気持ちもあっただろうし。
自分が去ったら残されたふたりは幸せに暮らすようになるかもしれない。そんなことはさせたくない。
そんなプライドから、別居できずにずるずると間延びしてしまい、自分が暴力を振るわれるまでに至ってしまったようにも見えます。
その間にまだ小さい娘ちゃんは過呼吸気味になってしまい、病院でうつと診断されてしまいました。

旦那さんが不倫真っただ中だった頃、わたしは彼女に在宅の仕事を勧めていました。
外へ働きに出ると旦那さんがますます生活費を渡さなくなると思ったからです。
しかし、インターネットやデバイスの操作が苦手な彼女はそれを渋りました。

結果、別居となった現在は清掃のパートを始めたのですが、これでは収入が足りないと嘆いています。

あの時パソコンの操作を頑張って覚えていれば、副業だってできたかもしれないのに。

 

難しい問題ですよね。
わたしも、実父が不倫相手と再婚するために毒母との離婚で大揉めしていた数か月間は記憶があまり定かではありません。
慰謝料を1円も払いたくなかった実父は不倫相手の存在を隠し、逆に毒母から金を奪おうと嘘に嘘を重ねて離婚の手続きをゴリ押ししていたのですが、混乱する頭でその陰謀に立ち向かうのはなかなか大変なものがありました。

傍から見れば「こうした方がいい」とか「そんな男とは早く切れた方がいい」って思えますけど、当事者だとそう簡単にはいかないものです。

それまでの夫婦の時間や築いてきたものは人それぞれ異なりますし、別れ方も人それぞれでしょう。

ただまあ、「どうしたらいい?」と聞かれてアドバイスをしたら拒否されて、挙句「お金がない」って頼ってくるのはちょっとお門違いでは?という気もしなくもない。
うーんどうしたらいいかしら。このあたりで悩んでしまうあたり、わたしもまだまだ未熟ですね。

 

感謝日記
仕事でうっかりミス。謝罪をして許してもらえた。
贈ったプレゼントを喜んでもらえた。
ピアノの実力を褒めてもらえた。