ものすごく久しぶりに体重計に乗ったら、見たことのない数字がそこにありました。
心当たりは、ある。それもひとつやふたつではない。
年度末で決算期という事もあってここのところ仕事がとても忙しく、帰宅後はヘトヘトで翌朝の弁当の準備などままならなかったし、次の日も弁当のために早く起きることがしんどくて数日サボってしまったのです。
会社の周囲には飲食店がたくさんあるのでランチに苦労はしませんが、ラーメン屋やローストビーフ丼、ハンバーガー屋さんなどカロリーの高いお店ばかり。
不思議なもので、いちどそういう味を口にすると翌日もこってりしたものが食べたくなるんですよね。
そんなわけで立て続けに3日も外食をしてしまいました。
仕事がひと段落したら、今度は夫が「息抜きに泊まりで温泉に行こう」となり、これまた旅館のビュッフェでしこたま食べる。
目の前で焼かれる国産牛のステーキや、自分でトッピングを選びながら作るラーメンの美味しいことと言ったら…。
みなさん一流の腕の持ち主で、お料理も本当に本当においしい。なのにコロナ禍で失業を余儀なくされているなんて、こんな悲しいことはありませんね。
わたしたちに出来ることは微々たることだけれど、これがいくらかでも貢献になればいいなと願わずにはいられません。
そんなことを帰宅後に毒母に話したら、「ホテルなんかなくたって生活はできる!そんな贅沢はしなくていいんだ!」と意味不明な怒りをぶちまけてきました。
思考が貧相すぎますね。この人本当に信仰を持っているのかしら。
とはいえ、ここ最近の食生活は確かにカロリーオーバーです。
自分の年齢にも合っていなかったと見えて、その後少し胃もたれ気味になりました。
ビュッフェ会場にぐるりと並べられた素敵なお料理を見ると、つい目が欲張りになってあれもこれも食べたくなってしまうのですが、もうそういうのは卒業しないとダメなのかな…なんて少し寂しく思っていたら、同僚から「それは違う。うちの親は60代だけど、半額シールがついた春巻きやクリームコロッケを山ほど買ってきて次の日に朝からそれをモリモリ食べてる。なんかめちゃくちゃ元気なんだよね。」と言われました。
羨ましい、分けてほしいわその元気。
さて、この恐ろしい体重を何とかするべく、わたしは久々にダイエット本を開きました。
巷にはダイエット情報があまりに多すぎるため、参考にする本や動画はいつも決まったものだけを見るようにしています。続けてみて効果がなければ別の物を探すというスタンスです。
蓮水カノンさんの「わかった!こうして食べれば太らない」という本なんですが、これは主に食生活に重点を置いたダイエット。
体重の増え方にもいろいろあって、下っ腹がポコっと出たりウエストがきつくなったり、ズボンの太ももが張ってきたりと様々ですよね?
それを、「この食べ物をこういうペースで食べるとウエストが太くなっちゃうよ~」と教えてくれるのがこの本なんです。
もうね、思い当たることをバンバン指摘されてなんだか占い師みたい。
忙しさからくるストレスで、しばらくやめていたチョコを毎日つまむようになったし、それに合わせてコーヒーばかり飲むようになってハーブティーは全然飲まなくなった。
そして極めつけ「仕事などで体が疲れている時は味が濃くて満足感のあるものが欲しくなる」
わー!まさにこれだ!
他にも、揚げ物を食べるペースや野菜の調理法など、言われてみれば確かに…と納得するしかないものばかり。
全てをいきなり改善するのは無理なので、できることから始めようと思います。
そして、この本を読むたびいつも気になっているのが「生大根スムージー」。
他の食生活をこまごまを調整するより、とりあえず毎朝これ飲んでおけばいんじゃね?というくらい推しているんです。
お通じにも下半身太りにも脚痩せにも効果あるらしい。
やってみたいけれど、朝はなんだかバタバタしていてコーヒーとトーストだけで精一杯なんですよね。これに大根をすって100%ジュースに混ぜる時間の余裕…。
でも内心、もう少し早起きをして朝時間を確保したいなと頭の片隅で考えていたのも事実。
仕事のない休日の朝から始めてみようかな。
この本の発行は2014年。もう8年も経ってるんですね。蓮水カノンさんは今でもサロンなどで活躍されているようです。たぶん50代かな?ハツラツとされていて、わたしもああなりたいなと憧れます。
もちろん食事の改善だけでなく、運動もね。仕事の日は1日1万歩あるくようにしているのですが、ここ最近の仕事疲れが影響してか、休日はかなり少なく1,000歩未満の日がほとんどでした。
こうしてみると、疲れを溜めるのってほんと良くないですね。それまでに積み上げた良い習慣が見事に崩れていました。そりゃ太るわー。
ということは、仕事のペースにも見直しが必要なのかも。
ひと段落しているこの時期に、自分にまつわることを見直していこうと思います。
感謝日記
乾燥気味だった植物が元気になってきた。
配達のお兄さんが礼儀正しくさわやかだった。
カスタマーセンターの対応が親切だった。