30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

営業スキルを上げたい

営業職についています。が、ものすごく苦手です。

嫌いなわけじゃない。ただ苦手なだけ。

なので、上達したいなという前向きな気持ちがあります。

でもゴリ押しするのは好きじゃないんですよね。

もっと細かくいうと、自分の成績を上げるためだけにゴリ押しして契約取るのは気が進まないんです。

 

お客様の話を聞いて、「このプランはお役に立ちそうだな」と思えばお勧めしますが、単純に自分のためっていうのはやりにくい。

そうはいっても、ひとりのお客様と長いお付き合いをするタイプの営業ではないので本来そこまで親身になる必要はないんですけどね。

 

ドライで割り切った同僚たちは、どんどん勧めてどんどん成績を上げて全国ランキング位!と上り詰めています。

 

残念ながらわたしはそれを見ても全く競争心が湧かず、とにかく自分自身の営業スキルを上げるにはどうしたらいいか、そればかり考えています。

他人と競うより自分自身と闘うのが合っているんだと思います。

 

わたし自身、店員さんに押されるのが好きじゃないし、そもそも押しに負けて買ったという経験もほとんどありません。

仕事は仕事と割り切って、自分の好みと切り離して業務をこなせたらそれが一番いいんでしょうけど、どうにもこうにも。

不器用なんでしょうね。

 

成績の良い同僚の営業トークを真似してみようと観察したこともあります。

ちょっとオーバーな表現をしてみたり、早口で駆け足のように喋って誘導してみたり、そういうやり方が多いように見えました。

実際、そのスタッフが契約を取ったお客様が後にわたしの所へやってきて「さっきの人、早口でよくわからなかったんだけど」と再度説明を求められることがありました。

誤解をしておられる部分もあり、フォローに回ったことも幾度となくあります。

 

中にはちょっとズルい手や禁じ手を使ってまで数字を出す人もいました。

 

会社的にはそれでも数字が取れれば構わないでしょうし、わたしもそこは理解しているので文句は言いません。自分のできる範囲で数字も出します。

 

でも、仲間内でそういうちょっとズルいやり方が尊重されることはありません。

「数のためにはあそこまでやらないとダメなんだろうかねー」という意見も耳にします。

普段は知らぬ存ぜぬを貫き通している関係者の中にも、「この前あの人ああいうやり方で契約取ってたよねー」と意味深に言ってくる人もいます。

仕事ぶりって、自分の意識していない所で見られていたりするんですよね。

他人には気づかれていないと思っているズルい仕事の仕方が、意外と知られていたりするのかもしれません。

長く働いている先輩方の中には、わたしの成績を見て「これくらいが普通だよ。うまくいく日もあれば全然ダメな日だってあるのが当たり前。」と言ってくれる方もいます。

 

別に人から称賛されたいわけではありません。

馬鹿正直に生きていきたいわけでもありません。

ただ、ズルいことするなら周りにバレないようにやれ、と思うだけです。

徹底的に勉強して、誰にも気づかれない方法で巧妙に数を取ればいいじゃないですか。

それなら悪い評判や噂も立たないだろうし。

 

「そんな方法あるもんか」と思われるかもですが、どうやらそういう方法は存在するようです。

大衆扇動という技術だそうで、わたしたちも一消費者としてその大衆扇動にまんまと引っかかっているようです。

と言っても、騙されているとか金をむしり取られているなどという意味ではなく、質問の使い方や言い回しの工夫で、気づかないうちにこちらの意志が誘導されているということです。大げさな表現や嘘ギリギリのセールストークとは一線を画しています。

 

ちょっと聞いたくらいじゃよくわかりませんよね。

わたしも最近知ったばかりなので上手に説明できません。

もう世間に普通に蔓延しているものだし、大衆扇動がないと経済が回らない部分もあるので、「大衆扇動の手口には絶対乗らん!」などと意地を張る必要は全くないのですが、ただ、これをマスターすれば仕事はかなり楽になるような気がします。正直に話して、お客さまも自分の意志でこちらの提案を受けてくれるのなら、全てが丸く収まりますよね。これぞわたしが望む営業の姿。

大の苦手とする「押し」をしなくても営業がはかどるような気がします。

 

そういうわけで、少しずつ勉強して実践してみようと思います。時間はかかるでしょうけど。

仕事に関わることなので全てをオープンにすることはできませんが、シェアしたい部分はブログに書いていこうと思います。

 

感謝日記

運転手さんが親切だった

同僚がみんなにこやかだった

美味しいお菓子をいただいた