すごくおしゃれが得意ってわけでもないんですが、参考にしているスタイリストさんは何人かいます。
逆に、おしゃれがそれほど得意ではないのでマネできる人が必要なのかもしれません。
茅木真知子さん
現在はソーイングブックを手掛けるデザイナーさん？ですが、そもそもは装苑でスタイリストをされていたそうです。
茅木さんのソーイングブックを５，６冊持っています。誰かに貸したっきり返ってきてないのもあるな。
シンプルな中にどこか懐かしさを感じる、でもトレンドもほどよく抑えたデザインが豊富。
ガーリーすぎず、ときおりメンズライクなアイテムを織り交ぜるところもすごく好みです。
ベストやコート、シャツなど上級者向けのパターンが多めですが、ボックスプリーツスカートや4枚はぎのフレアスカートといった初心者向けの作品も収録されています。
とにかくパターンのシルエットがすごく綺麗！着やせして見えます。
他のパタンナーさんの作品の中には、いかにも「ハンドメイドです！」といったパターンやデザインも多いのですが、茅木さんの作品は「えっ作ったの？」と言われることがよくあります。
でもここ数年作ってないな…また挑戦してみようかしら。
菊池京子さん
サイトで毎日更新されるコーディネートが大好きです。自分の年代にも合っている気がする。
白、黒、紺、茶などの定番カラーにブルーやグリーン、やさしいピンクなどで少しアクセントをつけるコーディネートが素敵だと思います。
数年前のコーディネートでも全く色あせることがないので、ピンタレストでたくさん保存しては時々見返しています。
赤を上手に使いたいなぁと思ったら彼女のコーディネートを参考にすることが多いですね。
グレー×白の使い方も菊池さんのサイトで学びました。
カジュアルな中にも上品さが光るので、オフィススタイルとしても使えます。
彼女のブランドの商品も買ってみたいんですが、わたしの予算ではちょっとオーバー気味…。もうちょっと稼げるようになったら自分へのご褒美にしてみようかな。
パトリシア フィールド
言わずと知れたSATCの名スタイリスト。当時はこれがきっかけでコサージュブームが再燃したんでしたっけ。続編では携わっていないみたいですけど。
見ているだけで元気になるカラフルなスタイリングが大好きです。
日本人スタイリストさんも定番カラー重視のスタイリングももちろん素敵なんですが、時々遊び心がほしくなったり、なんていうかこう、攻めの姿勢を取りたくなったら彼女のスタイリングを見たりします。いや、だからって真似できませんけどね。
マノロのほっそいピンヒールでカッカッカッと街を闊歩してみたいけれど、今となっては3cmヒールを20m歩いただけで死にそうになってますから。ロックポートの走れるパンプスを買ったはずなのに、おかしいな。
百々千晴さん
ここ1年くらいで急速にファンになりました。YOUTUBEチャンネルがきっかけかな。
なんとなくわたしの中で、菊池さんとパトリシアの中間くらいの位置づけです。
アースカラーで大人しくまとまることもなく、かといって尖るわけでもない。
絶妙な個性をいつも打ち出していて、こういうのを天才と呼ぶのだろうなと思います。
パンツコーデ、とくにデニムのコーデが本当に格好良くて、すぐに影響を受けるミーハーなわたしはリーバイスのデニムを数本購入してしまいました。
勢いで買ってしまったモンローモデルの701をどうしたらいいか悩んでいたら、つい最近出た動画で大胆にロールオンして履きこなしておられました。なるほど、ああいうのもアリなのね。
全然飾らないナチュラルな性格の方のようで、変に格好つけることもしないし、見栄を張ることもしない。わからないものはわからないし、好きな物や詳しいことは堂々と自信をもって語る。
このメリハリのある性格も、ファンが多い理由のひとつなんだろうなと思います。
たぶん、性格のメリハリがスタイリングにも表れているんだろうなと思うんですけど、見ていて「わー、真似したい！すぐ買いに行きたい！」と思うものと、「ん～…」となるものがハッキリ分かれます。たぶんこれは他のファンの方も同じで、インスタライブでスタイルを組んでいると、どれもこれもを「かわいい～」と称賛する無難なコメントより「これ！」とか「これ可愛いです！」「これ好きです！」と、好きなコーデを指名するのが多い気がします。
自分の意見を持たず長いものに巻かれてきた日本人が変化しているようで、見ていてちょっと気持ちがいい。
つらつらと自分の好きなスタイリストさんを書き連ねてしまいました。
好きな物があるって、いいですよね。
別にみんなが同じものを好きになる必要なんてないわけですし、その方が個々の個性が伸びて美しいと思います。
今日の感謝日記
観葉植物がグングンと伸びる様子を観察できた。
問い合わせたメーカーからの返信が丁寧だった。
最近知り合った方からのやさしいメール。
